プロジェクトの様子はバイオディーゼルアドベンチャーのHPをご覧ください。
BioDieselChallenge号

2006年7月 日本縦断vol.1

2006年8月〜9月 ヨーロッパ
試走・調査縦断車両vol.2

2006年11月
クロスカントリーラリー
ワールドカップ出場vol.3

2007年 パリダカ出場車両vol.4

2007年12月〜2008年12月
世界一周vol.5

2007年10月 バイオバイクで
ワールドソーラチャレンジに出場
バイオディーゼル燃料で
オーストラリア3000km縦断
チャレンジャー
バイオディーゼル燃料で
'07ダカールラリー参戦
チームランドクルーザー
パリダカ激走
関連リンク
BDFを売るガソリンスタンド
油藤商事株式会社
BDFプラント制作会社
株式会社セベック
環境関連商品を販売する
株式会社北清
環境にやさしい循環型環境社会をめざす
有限会社更別企業
資源循環型の地域づくりをめざす
菜の花プロジェクト
ネットワーク
廃食油処理業の老舗
染谷商店
トヨタ車体
クリナップ

ニッポン縦断
7月27日(木)今日も晴れ、気温21℃

函館でありがたい給油支援

帯広神社に参拝
▲帯広神社で旅の安全を祈る山田周生 帯広神社
帯広神社

 今日は帯広を出て次の給油地である山形でファームを経営する石山さんのところまでなんとか進みたいと、はりきってハンドルを握るが日勝峠で渋滞にはまった。険しい峠で有名なこの道は一車線の上りと下りでさらに運送トラックに挟まれスピードがあげられない。やっと夕張から道東自動車道に乗り、千歳で道央自動車道から苫小牧に入る頃には午後2時をまわっていた。そこでいきなり携帯に電話がなった。函館に住む曽田さんという方が燃料のBDFを用意して待っていてくれるというのだ。なんと昨日うかがった更別の為広さんが函館に連絡をしてくれていたのだ。更別から山形まで無給油で行くのはかなりつらいだろうと心配していただき、為広さんのお知り合いの曽田さんに頼んでくれたようだ。

 函館の到着は午後7時半となった。さっそく函館郊外にある中道機械株式会社に務める曽田さんを訪ねた。曽田さんは燃料のことを心配して日中わざわざ50kmも離れた松前にある土木建設会社、菅原組に出向き、BDFを54リットルほど分けてもらいに行ってくれていたのだ。曽田さんは昨日の北海道新聞に載った私の記事をみて、ぜひ自分のところに寄って欲しいと思っていたという。彼はその菅原組から環境に配慮した事業をやっていきたいという相談を受け、BDFを精製するプラントの設置まで手がけた仕掛け人だ。

▲松前にある土木建設会社、菅原組のBDFを給油する二人

 この他にも環境への取り組みとして海上での海洋投棄を防ぐため、排泄物におがくずをまぜ、堆肥として再利用できるバイオトイレの提案。保健施設等でのレジオネラ菌の感染を防ぐため、塩素を電気分解し除菌するミラクルバスなどを紹介するなど環境をテーマにあらゆる試みをしている熱血漢だった。いろいろお話を聞いた後、松前から調達したBDFを二人で給油した。やはり人のつながりと暖かさを感じる1日となった。

総走行距離:530km
給油:53リットル
燃費:10km/L

<つづく>

▼中道機械株式会社
曽田忠幸氏(37才)

中道機械の曽田さん

日本縦断で
お世話になった皆さん
北清の二人
株式会社北清の
大嶋さん、武者さん
為広正彦さん
更別企業の為広正彦さん
曽田忠幸さん
中道機械の曽田忠幸さ
AIOIファーム
AIOIファームの
石山京子さん、隆志さん
秋山勝広さん
石岡興業の秋山勝広さん
エムアイテック
エムアイテックの
井上芳樹さん、竹田巌さん
青山さん
油籐商事の青山さん
瀬田アーバンビジネスホテル
瀬田アーバンビジネスホテル
の皆さん
不二製油
不二製油の皆さん
水島工業高校
水島工業高校の先生
緒方聖雄さん
長府商店街事務所の
緒方聖雄さん
福田俊明さん
伊万里はちがめプランの
福田俊明さん
ヨーロッパ 走行
8月9日 日本出発
8月10日 パリ到着
8月11日 パリ出発
8月12日 ベルギー
8月13日 ドイツ
8月14日 デンマーク
8月15日 スェーデン
8月18日 ノルウェー
8月24日 スカンジナビア
8月26日 スカンジナビア
8月27日 デンマーク
8月28日 ドイツ
8月29日 ドイツ
8月30日 パリ
8月31日 終了
●走行距離
約8,000〜10,000km